ハイヤーとそのドライバーの特徴や魅力について

タクシーよりも高級なイメージのあるハイヤーですが、いわゆる流しや駅待ちなどの営業方法ではなく、完全予約制で営業所から出庫、顧客を送り届けたのちに直接帰庫する業務形態となっています。ハイヤーは、都市型とそれ以外の2種類に分けられています。

都市型はその名のとおり、許可を得た事業所が都市部の特定エリアのみで運行しているものです。1回の運行につき2時間以上、もしくは1日以上の時間単位で専属契約を結ぶという制限があります。このような決まりが設けられた背景には、長引く景気低迷やリーマンショック、その後の円安や中国圏からの観光客の増加などの影響が大きく関わっています。運転手の賃金が下がることや、需要と供給のバランスを保つために新たに設けられました。それ以外は、都市型以外のことです。企業の重役や、海外から視察に訪れたVIP、官公庁などにも出入りするいわばエグゼクティブ層向けに利用されます。

ハイヤーの運転手はどんな資格を持って入社しているかというと、普通自動車第一種免許を取得後3年以上経過している人、また普通自動車第二種免許取得した人です。第一種のみの場合でも、事業所によっては採用後に取得というケースも多いです。運行する多くがAT車なので、AT限定の免許だけでも大丈夫です。ドライバーは入社後にしっかりと教育を受け、安心と安全の運転をしてくれます。また、ハイヤーのドライバーは、仕事上著名人やVIPに会える機会も多く、多忙な彼らのスケジュールに備えしっかり時間厳守できる運行を行っています。短時間でも、遅刻はビジネスにおいて命取りとなる可能性も否定できません。決められた時間までに目的地に送り届けてくれることは、乗客にとって最重要ポイントとなります。

周辺の道順や交通情報を把握している点も、ポイントです。道を間違えたり、頻繁に渋滞に巻き込まれるようでは、ドライバーとしての信頼も下がるでしょう。車内が常に清潔に保たれ、快適にしてくれているのもありがたい点です。車も顧客もハイグレードなハイヤーは、一流の企業やホテルに出入りすることもあります。それに見合った責任感を持って臨み、乗客に対し常に気遣いを忘れることなく、いつでも心地よい乗り心地を提供しているのもハイヤーの特徴です。そして、コミュニケーション能力の高さにも驚かされます。車内で簡単な会話はもちろん、時には聞き手に回るシーンもあります。国際社会の中で英語や諸外国の言葉を使いこなせるドライバーが増えています。